2007-07-17

過去ログ 136日目

わたしは小さな生き物が苦手だ。特に虫系はだめ。金魚もだめだな。ごきぶりは天敵。これ系は全部、なんていうか、くちゅ、って手の中で潰れちゃう印象がある。なんかそんなトラウマがあるのかもしれないけれど、記憶の方で奥底に埋蔵してくれているのかもしれない。とにかく苦手だ。なのに……。うちの玄関には、かぶと虫やらクワガタやら金魚やらハムスターやらダンゴ虫やら……勘弁してください。そしてある日……

ある日その1:仕事先のご両親が、たいそうご親切で、うちの愚息のために、スーパーで無料放出されていたかぶと虫をくださった。小さいタッパーに2匹いれて、わたしに手渡す奥さん。どうもありがとう。そのタッパーを横に携えながら、わたしはそのお宅の子供たちに英語を教えていた。途中でご主人がやってこられ、「ツガイだけではちと物足りないので、メスをもう一匹進呈しますよ」とおっしゃる。正直わたしの不快指数は上がりっぱなしだった。横でごそごそと動き回るかぶと虫がもう一匹増える。かなりヤだ。けど、愚息たちが喜ぶだろうから、我慢。ご主人が出ていかれて、勉強再開。しばらくすると、横のタッパーのごそごそ音が更にヒートアップ。まあ一匹増えたからなあ、なんてのんきに思いつつふと横を見ると……交尾してやがりますYO! 多感な中学生の男女を教えている横で、どうどうとセクース!うーん、羞恥心のかけらも持ってねえ(あたりまえだ)厨房どもは、「あ、交尾してますね」と淡白な反応(内心どうかは知らんが)まあ、厨房どもの反応はどうでもよいが……嫌いな虫の交尾シーン、なんかオスは首のあたりに泡吹いてやがるし……気持ち悪いことこの上なし!トラウマ、激増!

ある日その2:目の前に1匹の大きなかぶと虫、そして足元にこれまたでかいクワガタ。怖気が走る。しかし、これを持ってかえれば、息子たちはわたしをヒーロー扱いしてくれるだろうことは必定。意を決して、まずはかぶと虫を右手でゲット、そしておそるおそる左手でクワガタを……と、思ったら右手のかぶと虫ヤロウがごそごそと足掻きますYO!やめでぐで~。って、そっちに気をとられている間に、足元のクワガタが……巨、巨大化!なんかどんどんと大きくなって、視界を塞ぐようなでかさに!……ええ、夢でした。子供思いのわたし……なのか!

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